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- 2023/02/08
- 感染対策
- どうやったら免疫力が上がりますか?.....尾道市の整体院
血中ビタミンD濃度が高いほど新型コロナウィルス感染率が下がる
ボストン大学教授である医師らの研究
日々の臨床の中で「どうやったら免疫力が上がりますか?」と聞かれることは多いです。
免疫力を上げる方法は1つでは無いのですが、意外と普通の事が多いんです。そんな中から今日はビタミンDの事を書きます。まずは、下の記事をご覧ください。
ホーリック博士(ボストン大学教授)は、Dr.ビタミンDとしても知られており、ビタミンD研究の草分的な医師です。この研究は、米国50州に在住している約19万人を対象に、2020年3月中旬から6月中旬までの期間に新型コロナウィルスの検査(PCR検査)結果について調べた大がかりなものです。血中ビタミンD濃度は、PCR検査を行った時期から1年以内に調べられたものを採用しています。検査対象者の平均年齢は54歳、女性が68%。PCR検査陽性率は9.3%でした。血中ビタミンD濃度とPCR検査陽性率との関係について調べたところ、ビタミンD濃度が高くなるほど、PCR陽性率は低下する傾向が見られました。さらに、ビタミンD濃度によってグループ分けしたところ、血中濃度が55 ng/ml 以上と最も高い群では、欠乏群とされる20 ng/ml未満の群と比較して、PCR陽性率がほぼ半分に低下していることがわかりました。最も確実に新型コロナウィルス感染を防ぐことができる手段の一つは、血中ビタミンD濃度を十分にあげておくことではないかと、Holick医師らは述べています。
ビタミンDは日光を浴びると体内で作られるビタミンです。
免疫力を上げる為には太陽の光を浴びるという行為は外せません。なので、自粛で家の中ばかり居ると良くないという事になります。
体内でビタミンDが作られる時にマグネシウムが必要になり、ビタミンDが過剰になるとビタミンKが不足したりと栄養学は少しややこしいですが、この部分は覚えておいて頂ければと思います。
また、年齢を重ねていくと、どうしても体内でビタミンDを作る能力も落ちてくるようで、その場合は食品から摂る必要が出てきます。
ビタミンDの多い食品は検索していただくと沢山出てくると思いますが、サプリメントで摂るのも1つも方法です。
この場合は活性型のビタミンD3がおすすめです(当院で販売はしていません)
他にもビタミンDは睡眠に関係があったり不足すると関節の変形が起こりやすかったりと不足すると一気に体の機能を損なう大事な栄養素です。
しっかりと意識していきましょう。
免疫力とビタミンDの話でした。
それではまた。
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