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- 2018/01/28
- カイロプラクティック,整体
- 冬のぎっくり腰(急性腰痛)…尾道市の整体
ぎっくり腰は綺麗に治しておきましょう
ソフトな調整で速攻改善
こんばんは、大寒に入り急に冷え込みがきつくなりました。
その影響か、ぎっくり腰(急性腰痛)でご来院のかたが増えております。
そういう訳で今日はこの時期に多い、冷えから来るぎっくり腰について書いてみたいと思います。
腸腰筋が最大のポイント
まずは、ぎっくり腰のメカニズムを簡単に説明します。
大きなキーワードになるのは腸腰筋と仙腸関節の不具合です。
腸腰筋の緊張から骨盤の後ろ側の仙腸関節の離解(ゆるくなる)が発生し、この関節に荷重が掛けられなくなり痛みが発生します。
腸腰筋は体の中で唯一、背骨と骨盤と股関節を繋ぐ筋肉で、腰を施術するうえで非常に重要な部位になります。
下の赤い部分が荷重が乗ったままウェートベアリングのように機能する仙腸関節です。この部分に荷重が掛けられなくなり、酷い場合は立てなくなります。
腎と密接に関係する腸腰筋
では、上で冷えから来るぎっくり腰と書きましたがこれはどういう事か説明していきます。
まず、腎という臓器は単独の神経と繋がり機能している訳では無く、迷走神経や脊髄神経などの複数枝から情報を伝達し機能しているのですが、この伝達経路が腸腰筋と係わりが深い臓器です。
更に腎は冷えに弱い臓器なので冷えると力が落ち、伝達経路で係わりの深い腸腰筋にも固さや萎縮があらわれます。
その結果、上で書いた様に仙腸関節の離解が発生し、症状があらわれるというメカニズムなのが冬のぎっくり腰です。
湯船に浸かる習慣を
このぎっくり腰に対しての対策としては、とにかく今の時期は冷やさないことです。
近頃、入浴をシャワーだけで済ませるかたが多いように思いますが、時間を作って湯船に浸かるという方法は簡単で効果の高いことです。
もう少し掘り下げると、足の小指(特に左側)は腎の反射点でもあるので、この部分を湯船の中でしっかりと揉んでおくと良いようです。
腎が力を落とすと体に回転が掛かってくるのですが、左の小指は回転の起点にもなっています。
なってしまったら速やかにご連絡ください
ぎっくり腰は、放っておいてもしばらくすると痛みが無くなり動けるようになる場合も多いです。
なので、当院でもお問い合わせの時に対処法をお伝えさせて頂いてそれで改善する方も多いです。
ですが最近思うに、そのまま放っておいて再発を繰り返すかたもおおいです。
先日も、あまりに再発を繰り返すので癖になってダメなのだろうと自分で松葉杖を購入されたかたがご来院されました。
やはり、腸腰筋や仙腸関節に適切な処置を施さないまま放っておくと慢性症状はいつまで経っても再発を繰り返してしまうようです。
ぎっくり腰は速やかに改善させますので、おかしいな?と思われたら、ご連絡くださいませ。
綺麗に治して行く事が大事です。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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