
糖質過多で血液がネバネバ?……肩、腰、膝、炎症を促進
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糖について....ブドウ糖はサブのシステム
人間のエネルギーシステムは2つあり、1つはブドウ糖ーグリコーゲンシステム、もう1つは脂肪酸ーケトン体システム
こんばんは、近頃糖質制限は危険なのですか?と言う質問をちょいちょい受けます。なので今日は人のエネルギーシステム2つについて書いてみます。
ブドウ糖ーグリコーゲンシステムとは?
エネルギー源としてブドウ糖を使うシステムです。
食事由来の糖(多くは米、イモ、麦)を分解して得られる血液中のブドウ糖は食後、約2時間で終了するようです。
その後は肝臓のグリコーゲン分解が血液に入るブドウ糖の主な供給源、食後数時間が経過し、絶食状態が持続すると、ブドウ糖の供源は肝臓のグリコーゲンから糖新生に切り替わります。
糖新生とは肝臓での新たな糖生産の事でアミノ酸や中性脂肪の分解物であるグリセロール、ブドウ糖の代謝物である乳酸などから作られるブドウ糖を血液中に放出してエネルギー源にする事です。
糖新生には糖は必要ではなく人間の体は糖以外からブドウ糖を生み出す事が出来る様になっています。
また、筋肉中に蓄積されたグリコーゲンは筋肉細胞のエネルギー源となる事もあるようです。
脂肪酸ーケトン体システムとは?
食事や体脂肪の中の中性脂肪を分解して得られる脂肪酸と脂肪酸をさらに分解して得られるアセチルCOAから作られるケトン体をエネルギー源にするシステムです。
人体の中心的なエネルギー源となっているのは脂肪酸ーケトン体システムで体内において脂肪酸とケトン体は中性脂肪の形で、ブドウ糖はグリコーゲンの形で蓄積されています。
結論をいいますと、人間はこの2つのエネルギーシステムで体は機能していますので健康な人であれば、食事から糖を摂取しなくても糖は体の中で作れるものなので制限しても何も問題はありません。
糖質制限が適さない人はどんな人なのでしょうか?
一定以上進行した肝硬変のある場合は糖新生の機能が低下していますから、低血糖を招くおそれがあり適しません。
活動性膵炎、長鎖脂肪代謝異常症の方も適応外のようです。
腎不全の方はタンパク質制限の必要のない場合は良い様ですが、医師と相談しながらが良いと思われます。
インスリン注射や血糖降下剤を使われている方は糖質制限の食事で食後高血糖を改善してしまうと、薬の効果で低血糖を引き起こす恐れがあるので、これも医師と相談なされてみると良いと思います。
40歳を過ぎたら糖は控えめに。
ご飯はおいしいですよね!私も大好きなのですが、この糖質が体の中で意外と悪さをするのです。
まず、糖質を摂り過ぎると血液がネバネバになります。
血糖=血液中のブドウ糖になる訳ですが、ブドウ糖は砂糖と同じような性質がありますので、血液中のブドウ糖の濃度が高くなると血管の内皮にへばりついて血流の流れを邪魔するようになります。
血流が悪くなれば慢性の肩こりは勿論のこと腰痛や膝痛などといった症状も起こりやすくまりますし酸化を促進させますので、炎症自体の治りも悪くなってきます。
また、鬱や自律神経の問題で当院に来院される方の中で、一定期間糖質制限を実行された方は治りがすこぶる良いようにおもいます。
カイロプラクターの私が糖の事を言うのはそんな理由です。
その他にも動脈硬化を促進したり認知症や癌もそうですし、意外に思われる方も多いと思われますが、何かにつけて糖が絡んでいます。
美味し物は、ほどほどにしておきましょう。
ではまた(*^^)v
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院長 山本純功
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院長 山本純功
広島県尾道市のまごのてカイロ整体院 院長の山本純功です! 慢性的な腰の痛み、しびれ、膝の痛み、上がらない肩などのどこへ行っても良くならない辛い症状でお困りの方へ 「私が皆様方の最後の砦となれれば!」と思っております。 何でもご相談ください!http://magonote.link/
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